CAサン・ロレンソのサッカーとサッカーユニフォーム

CAサン・ロレンソのサッカーユニフォームとサッカーを徹底解説！

CAサン・ロレンソといえば、アルゼンチンの中東部、首都ブエノスアイレスにあるボエド地区を本拠地とするスポーツクラブです。
アルゼンチンの強豪ビッグ5の1つに位置付けられていますが、サッカー以外に様々なスポーツチームがある総合スポーツクラブです。
どんなサッカーとサッカーユニフォームなのでしょうか。

CAサン・ロレンソのサッカーユニフォーム

CAサン・ロレンソのHOMEユニフォーム

CAサン・ロレンソのAWAYユニフォーム

CAサン・ロレンソの3rdユニフォーム

CAサン・ロレンソのサッカー

クラブの特徴

正式名称はクラブ・アトレティコ・サン・ロレンソ・デ・アルマグロ。
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレス州に本拠地を構えています。

サッカー専用のクラブではなく、バスケットボールやラグビーなど、他のスポーツチームも抱える総合スポーツクラブです。

クラブカラーは赤と青ですが、ホームユニフォームは近年の流行を鑑みてか、紺と赤のストライプを使用しています。

クラブ名の由来

1908年、アルマグロ地区でストリートサッカーに興じていた少年グループと神父が設立しました。

ストリートで車の往来の中、ボールを蹴っていた少年に見かねて、神父が教会の敷地を貸し出したことが最初です。
その後少年たちは、ロレンソ神父への感謝と敬意、そして殉教者聖ロレンソに掛けて、クラブ名をサン・ロレンソとすることに決めました。

最後にデ・アルマグロと付いているのは、少年たちの大半がアルマグロ地区出身だったからです。

サポーターが支えたクラブの歴史

1931年のリーグプロ化後、36年間もの間、5つのクラブのみが優勝し続けたアルゼンチンリーグ。
サン・ロレンソもその1つで、ボカ・ジュニアーズ、CAリーベル・プレート、CAインディペンディエンテ、ラシン・クラブと並び、5大クラブの1つと言われています。

そんなサン・ロレンソが、振るわなくなった時期がありました。
1975年から二桁順位になることが多く、5大クラブとして初の2部降格を経験。理由は深刻な財政難でした。

1983年に1部へ復帰するまでの約10年間、クラブを支えたのは他でもない、サポーターでした。
1982年の2部リーグでは、最大で1試合75,000人の観客動員数を記録。リーグの1試合あたりの観客数では、記録となっています。

世界一のクラブ愛称

サン・ロレンソは、世界で最も多くの愛称を持つクラブとして有名です。

エル・シクロン…サイクロンの意味。圧倒的な攻撃力で勝利を重ねるクラブにぴったりの愛称。

アスルグラーナ…青/エンジの意味。クラブカラーから取った愛称。

ロス・クエルボス…カラスたちという意味。神父が着る黒服から取られた愛称。

ロス・マタドーレス…マタドールたちという意味。かつて無敗優勝を成し遂げた際に付けられた愛称。

ロス・サントス…聖人たちという意味。クラブ名の聖ロレンソから付けられた愛称。

ロス・ガウチョス・デ・ボエド…ボエドのガウチョ(スペイン人と先住民の混血)という意味。

ロス・カーラスシアス…小僧たちという意味。

ロス・カンボジャーノス…カンボジア人という意味。経営危機に陥った際に、水のシャワーしか浴びることができず、チームメンバーの1人がカンボジア人みたいだと言ったことから付いた愛称。

ホームスタジアム

エスタディオ・ペドロ・ビデガインがホームスタジアムです。
最大収容人数は約43,000人とされています。

1993年にこのスタジアムができるまで、約14年間もの間、財政難によりホームスタジアムを持つことはありませんでした。

CAサン・ロレンソの歴代タイトル

プリメーラ・ディビシオン優勝：12回
コパ・リベルタドーレス優勝：1回
コパ・メルコスール優勝：1回
コパ・スダメリカーナ優勝：1回

CAサン・ロレンソの歴代有名選手