エストゥディアンテスのサッカーとサッカーユニフォーム

エストゥディアンテスのサッカーユニフォームとサッカーを徹底解説！

エストゥディアンテスといえば、アルゼンチンのラ・プラタで1905年に設立された、歴史あるサッカークラブです。
2015年現在フアン・セバスティアン・ベロンがこのクラブの会長を務めていますが、どんなサッカーとサッカーユニフォームなのでしょうか。

エストゥディアンテスのサッカーユニフォーム

エストゥディアンテスのHOMEユニフォーム

エストゥディアンテスのAWAYユニフォーム

エストゥディアンテスのサッカー

クラブの特徴

正式名称はエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ。
ブエノスアイレスの州都ラ・プラタに設立されたサッカー専門クラブです。

クラブ創設の由来

元々ラ・プラタにはヒムナシア・ラ・プラタというスポーツクラブがあり、その中にサッカー部門がありました。
1905年当時、ヒムナシア・ラ・プラタがサッカー部門の縮小を匂わせたため、サッカー部門のサポーターたちが集まり、サッカー専門クラブを作りました。それがエストゥディアンテスです。

クラブ創設時の運営メンバーのほとんどが大学生だったことから、クラブ名はスペイン語で「学生」を意味するエストゥディアンテスとなりました。

ホームスタジアム

エスタディオ・シウダ・デ・ラ・プラタがホームスタジアムです。最大収容人数は53,000人とされています。

愛称

Los Pincharratas(注射+ねずみの造語)、Pincha(刺す)と呼ばれています。
学生が創設したチームだけに、医学生の研究実験にちなんだ愛称になっているようです。

ライバルチーム

ヒムナシア・ラ・プラタが最大のライバルです。
この2チームの対戦はクラシコ・プラセンテ、あるいはクラシコ・デ・ラ・プラタと呼ばれています。

アルゼンチンの5大クラブに負けないヒストリー

アルゼンチンの5大クラブといえば、ボカ・ジュニアーズ、CAリーベル・プレート、CAインデペンディエンテ、CAサン・ロレンソ、ラシン・クラブです。
エストゥディアンテスはこの中に含まれていませんが、輝かしい実績を残すクラブです。

60年代～70年代
この年代は、エストゥディアンテスの黄金期でした。
1967年、クラブ創設62年目に、アルゼンチン5大クラブ以外で初めてのリーグ優勝。
1968年、リベルタドーレスカップ制覇。同年のインターコンチネンタルカップでは、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1勝1分けで勝利。
1969年、リベルタドーレスカップ2連覇を達成。
1970年、リベルタドーレスカップ3連覇を達成。

80年代～2000年代
1982年、15年ぶりのリーグ優勝。
1994年、アルゼンチン2部リーグ降格。
2006年、優勝決定戦でボカ・ジュニアーズを破り、23年ぶりのリーグ優勝。
2009年、リベルタドーレスカップ制覇。

歴史を彩るスーパースターたち

エストゥディアンテスの輝かしい成績の裏には、スーパースターの存在がありました。
1968年～1970年の黄金時代には、MF/FWとしてフアン・ラモン・ベロンが活躍しました。フアン・セバスティアン・ベロンの父親です。
また守備的MFとして相手のキーマンを潰す役割を担っていたカルロス・ビラルドも、この時期の在籍です。

1982年のリーグ優勝時は、攻撃的MFのアレハンドロ・サベージャが活躍しました。またこのシーズンは、引退していたカルロス・ビラルドが指揮を執っています。

2009年のリベルタドーレスカップ制覇時は、守備的MFの一角としてフアン・セバスティアン・ベロンが活躍しました。親子二代でのリベルタドーレスカップ制覇を成し遂げました。

スーパースターたちのその後

カルロス・ビラルド
アルゼンチン代表監督として、1986年ワールドカップメキシコ大会で、アルゼンチン代表を優勝に導きました。

アレハンドロ・サベージャ
アルゼンチン代表監督として、2014年ワールドカップブラジル大会で、アルゼンチン代表を準優勝に導きました。

フアン・セバスティアン・ベロン
エストゥディアンテスの会長としてクラブ運営を行っています。

エストゥディアンテスの歴代タイトル

プリメーラ・ディビジオン優勝：5回
アマチュアリーグ優勝：1回
リベルタドーレスカップ優勝：4回
インターコンチネンタルカップ優勝：1回
コパ・インテルアメリカーナ優勝：1回 　

エストゥディアンテスの主な歴代監督