ロシア代表のサッカーとサッカーユニフォーム

就任期間：2006-2010

PSVアイントホーフェン（オランダ）をはじめとするビッグクラブや韓国など各国代表の監督を歴任してきたオランダ人名将。
ロシア代表で初めての外国人監督でした。

EURO2008は、20年ぶりのベスト4に進出しました。2010年南アフリカW杯予選では、プレーオフで惜しくもスロベニアに敗退し、辞任しました。

就任期間：2012-

ACミラン（イタリア）でUEFAチャンピオンズリーグ優勝など、欧州のビッグクラブで数々のタイトルを手にしたイタリア人名将。
イングランド代表の監督として2010南アフリカW杯で指揮をとり、16強に進みました。

ロシア代表では組織的な守備とカウンター攻撃の強化を図り、2014年ブラジルW杯では欧州予選をトップ通過。3大会ぶりの本大会出場に導きました。

契約は2018年W杯までですが、任期途中での解任の議論が繰り返されています。
高額年俸（780万ユーロ/約11億円）がネックになっている点、ロシア通貨ルーブルの価値が下落し給料未払いが発生している点、さらにEURO2016予選の成績不振からです。

なお、カペッロ監督の年俸は代表監督としては世界最高額年俸といわれています。

サンクトペテルブルク出身。1994年アメリカW杯ではグループリーグ敗退し、3試合しか出場しなかったものの、6得点を挙げ、得点王に輝きました。

W杯1試合での最多得点記録保持者であり（5得点、カメルーン戦）、グループリーグ敗退チームから唯一の得点王です。

ウクライナ出身のセンターバック。ウクライナ代表経験はなく、独立国家共同体代表を経てロシア代表を選択。2002年日韓W杯などに出場しました。

長年キャプテンを務め、ロシア代表最多試合出場記録保持者でもあります（109試合）。

オノプコと同様、ウクライナ出身のセンターバック。独立国家共同体で4試合、ウクライナ代表で3試合出場後、ロシア代表を選択し、55試合に出場しました。
2002年日韓W杯の日本戦にも出場しています。

2003年8月に浦和レッズに所属し、ナビスコカップ優勝に貢献しました。2004年8月に浦和を退団後、現役引退。

A代表100キャップを超えたディフェンダー。2014年ブラジルW杯にも出場しています。

サンクトペテルブルク出身。トップ下やウイングでゲームメイクできるMF、FW。
EURO2008準々決勝オランダ戦では、芸術的なドリブル、アシスト、スーパーゴールと印象に残る活躍をし、「新皇帝」と呼ばれるようになりました。

EURO2008ではアルシャヴィンらとともにベスト4進出に貢献し、大会優秀選手に選ばれました。

18歳と116日のA代表デビューはロシア代表史上最年少でした。EURO2012得点王。

現役時代はゴールキーパー。19歳のとき友人の飼い猫を救うために木に登ったところ、落下。
猫を守ることをできましたが、自身は左足などに大怪我を負い、現役引退しました。

30代で監督に就任したCSKAモスクワでは、本田圭佑らを指導。低迷していたチームをUEFAチャンピオンズリーグの常連チームに浮上させた功労者です。
2012-13、2013-14シーズンにロシア・プレミアリーグ2連覇を達成、2013年はロシア国内タイトル3冠を達成しました。

成績に加え人柄も評価され、「兄貴分」として選手に慕われています。カペッロ監督に続く次期ロシア代表監督の最有力候補として名前が挙がりました。