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パレルモのサッカーとサッカーユニフォームまとめ

パレルモのサッカーユニフォームとサッカーを徹底解説!

イタリア・シチリア島のパレルモ市を本拠地とするUSチッタ・ディ・パレルモ。パレルモはイタリアのサッカークラブの中では珍しく、ローズのような淡いピンク色がクラブカラーに使われています。

どんなユニフォームなのでしょうか。

パレルモのサッカーユニフォーム

パレルモのHOMEユニフォーム

年代
2015年
メーカー
ホマ

シャツ
ピンク色にクルーネックのシンプルなデザインです。脇とソデに黒いアクセントがついています。
よく見ると、表には白い縁取りの鷹が描かれています。

パンツ
シンプルな黒ベースながら、サイドに手の込んだ切り替えが入っています。イタリアらしく、さりげなくお洒落ですね。

年代
2014年
メーカー
ホマ

2014-15シーズンから、ホマがテクニカルスポンサーになりました。
伝統のピンク色を基調に、エリと脇の黒いラインが特徴です。

年代
2012年
メーカー
プーマ

2012-13シーズンから2年間、プーマでした。当初は4年契約と発表されていましたが、2年でホマに変更されました。

淡いチェック柄が特徴です。背番号は、イタリア代表やVfBシュトゥットガルト(ドイツ)、清水エスパルスなどでも見られたプーマオリジナル「Gafferフォント」でした。

パレルモのAWAYユニフォーム

年代
2015年
メーカー
ホマ

シャツ
白をベースに上半分は細いピンクの線のストライプ、下半分は細い黒の線のストライプ柄になっています。
クルーネックは半分がピンク、半分が黒というデザインです。

パンツ
シンプルな白ベースですが、胴回りと裾が左右違う色になっています。お洒落です。

年代
2014年
メーカー
ホマ

ホマ1年目のAWAYユニフォームは、白をベースにクラブカラーのピンクと黒の横線が1本ずつ入っています。
エリにもピンクと黒の切り替えが入っています。

年代
2012年
メーカー
プーマ

黒地にエンブレムの位置にピンクのパネルが横に入っています。
スポンサーもうまくデザインとして溶け込んでいます。格好良いですね。

パレルモの3rdユニフォーム

年代
2015年
メーカー
ホマ

シャツ
パレルモの3rdユニフォームは、毎年色やデザインの特徴が異なります。2015-16シーズンは、濃い緑色が基調となっています。
パレルモはエンブレムが頻繁に変更されますが、3rdで採用されたエンブレムは、1980年代に使用されていたデザインです。

パンツ
シャツと同様濃い緑色がベースで、蛍光黄色が差し色として入っています。

年代
2014年
メーカー
ホマ

シックなダークグレーを基調に、オレンジのバイピングが施されています。
中央に大きく鷹のマークが入っていて格好良いです。

年代
2012年
メーカー
プーマ

白をベースに、ピンクと黒の線がタスキがけのように入っています。

パレルモのサッカー

歴史

1900年設立。1940年代を除く2002年以前は主にセリエBやセリエC/C1、セリエC2と、下部のカテゴリにいました。
セリエAの優勝経験はありませんが、セリエBなど下のカテゴリで優勝し、昇格しています。

オーナー、マウリツィオ・ザンパリーニ

2002年、実業家のマウリツィオ・ザンパリーニがパレルモを買収しました。
ザンパリーニは自らも6部リーグでプレーした経験があります。「金も出すけど口も出す」タイプの名物会長として有名です。

ザンパリーニはパレルモ買収後、選手補強を進め、2004-05シーズンにセリエA昇格後、2013-14シーズン以外はセリエAにとどまっています。

ザンパリーニは大手スーパーマーケットチェーン「エンメゼータ」のオーナーでした。
ザンパリーニは店舗拡大の手法が独特でした。進出する地域のサッカークラブを買収し、宣伝に活用したのです。

監督交代を繰り返すことで批判をされる一方で、パレルモを強豪クラブに育てたりセリエAを盛り上げてきた手腕が評価されています。
ルカ・トーニらを高額で売却するなど、資金確保にも長けています。

シチリアダービー

パレルモと同じくシチリア島を本拠地とするカターニアとの対戦は、1936年から続く伝統の一戦です。
「デルビー・ディ・シチリア(シチリア・ダービー)」として有名です。

両クラブはいつも同じディビジョンにいるわけではありませんが、プレシーズンなどでの対戦機会もあります。

クラブカラーの由来

クラブの愛称は「ロザネーロ」(ピンクと黒)。
ユニフォームにも使われているクラブカラーのピンクと黒は市のシンボルカラーですが、由来は諸説あります。

パレルモの守護聖人が聖ロザリア(ローズに由来)で、1624年の黒死病(ペスト)から救ったという伝説があります。
さらに、「苦さと甘さ」(イタリアで「強さと優しさ」の意味)にマッチしているという説が有力です。

エンブレムはたびたび変更されてきましたが、ピンクと黒、金のタカがベースデザインとなっています。

ユニフォーム・サプライヤー

1999–00 クロノス(Kronos)、2000–10 ロット(lotto)、2010–12 レゲア(Legea)、2012–14 プーマ(Puma)、2014- ホマ

ザンパリーニ会長による頻繁な監督交代

ザンパリーニ会長は、短気な性格で有名です。
そのせいか、2002年以降ジュゼッペ・イアキーニ監督の就任までに、重複を含め28人の監督が就任しました。
この間、フランチェスコ・グイドリンは4度監督に就任、退任を繰り返しました。

短期で解任された例では、元イタリア代表やACミランのレジェンド、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督も挙げられます。
ガットゥーゾはわずか6試合、3ヶ月で解任されました。

セリエBに降格した2013-14シーズン、1年でセリエAを目指していたのですが、12位に低迷。スタートダッシュに失敗したことが原因とされています。

監督交代癖の一方で、リーノ・フォスキらスポーツディレクターとは長い付き合いを保ち、無名時代のトーニらを発掘するなど、成功しています。

パレルモの主な歴代監督
監督名 特徴

フランチェスコ・グイドリン

就任期間:2004-2005、2006-2007.4,2007.5–2007.6,2007.11-2008.3

2004-05シーズン、パレルモをセリエAに昇格させた監督です。
ザンパリーニ会長によって就任、解任を繰り返され、振り回されてきました。

ジュゼッペ・イアキーニ

就任期間:2013.9-

2013-14シーズンの途中で、ガットゥーゾの後を継いで就任。1年でセリエA復帰に成功しました。
2002年以降頻繁な監督交代が続く中で、比較的長期にわたり指揮を執り続けています。
現役時代、ヴェネツィア(イタリア)で名波浩とチームメイトでした。

パレルモの有名選手
選手名 特徴

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ

1979年、コッパ・イタリア準優勝時のMF。

監督としては2度パレルモの監督に就任するも、1度目は約4ヶ月半、2度目はわずか2試合、15日で解任されました。

ルカ・トーニ

イタリア代表として、2006W杯ドイツ大会に優勝したFW。
2004-05シーズン、セリエBで45試合30得点を挙げ、パレルモをセリエA昇格に貢献しました。

エラス・ヴェローナFCに移籍した2014-15シーズン、38歳でセリエA得点王に。最年長記録です。

エディンソン・カバーニ

ウルグアイ代表のFW。2006年、移籍金500万ユーロでパレルモに加入しました。

3トップの中央や2トップの一人として活躍し、2010年、ナポリに移籍しました。

ハビエル・パストーレ

アルゼンチン代表MF。2009年の加入1年目から活躍し、同年ディエゴ・マラドーナ監督(当時)が率いるA代表でデビューしました。

2009-10シーズン、パレルモをUEFAヨーロッパリーグ出場に導いたメンバーの一人です。

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[注意]

レプリカユニフォームではありません。画像のデザインをベースにオーダーメイドで製作します。
商標権上、adidas、NIKE、PUMAなどのメーカーロゴ、クラブエンブレムやスポンサーロゴはつけることができません。


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