収入ランキングで見る一流サッカー選手のスゴさ

2017年9月5日

収入ランキングで見る一流サッカー選手のスゴさ

サッカーに限らずスポーツ選手には年齢の壁があり、心技体の限界を感じると現役を引退します。それもあって稼げるうちに稼いでおこうというのが、選手にとっての本音ではないでしょうか。

稼げる選手になるには、一流、超一流の選手として認められなければなりません。そのためには恵まれた素質と、普段の並々ならぬ努力が必要です。

サッカーは世界最大のスポーツ規模を誇り、一流選手になると、年俸以外にスポンサー契約などの副収入も多くなります。そのような選手に関するランキングはさまざまな項目がありますが、ともあれその一番は選手の力量を表すとも言える「収入」でしょう。

途方もないサッカー選手の収入を、ランキングにしてみました。

2014年版サッカー選手収入トップ10

サッカー選手には現役としての寿命があり、時代ごとにスーパースターと呼ばれる選手は入れ替わっています。そこで、ここでは現時点での一流、超一流と目されるサッカー選手の収入ランキング、ベスト10をご紹介しましょう。

引用した数字は、アメリカのネットサイト「My First Class Life」で、2014年度のものです。
なお、記事中の日本円は、1ドル=120円換算です。

第10位

10位はフェルナンド・トーレス(アトレティコ・マドリード)の2130万ドル(約25.5億円)で、もしかすると意外に思われる方がいるかも知れません。

第9位

9位はヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティMF)の2170万ドル(約26億円)です。
トゥーレは、2014-15シーズンで23ゴールを記録していますから、1ゴールあたりの単価を計算してみると95万ドル(約1億1140万円)になります。

第8位

8位は、同じくマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロの2330万ドル(約28億円)です。

第7位

7位には、ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)の2340万ドル(約28億円強)がランキングされています。

ちなみにサッカー選手が「セレブ」だというイメージは、元イングランド代表MFのデイヴィッド・ベッカムの頃から生まれたものとされていますが、ルーニーにもセレブの風格が感じられます。

第6位

6位はネイマール(FCバルセロナ)の3360万ドル(約40億円)で、これもやや意外かもしれません。

第5位

5位には、ラダメル・ファルカオ(マンチェスター・ユナイテッド)の3540万ドル(約42億円)が続きます。

第4位

4位はガレス・ベイル(レアル・マドリード)の3640万ドル(約43.5億円)です。

第3位

注目の3位には、ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマンFC)の4040万ドル(約48.5億円)がランクインしていますが、このランキングでは最年長の33歳です。

第2位

2位はリオネル・メッシ(FCバルセロナ)の6470万ドル(約77.5億円)で、異論はありませんね。

第1位

1位はクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)の8000万ドル(約96億円)で、当然と言えます。

メッシとロナウドについては、世界のサッカーファンの誰もが納得といったところでしょう。

移籍金のランキング=評価額ランキングもケタ外れにスゴい

サッカー選手も一流になると引く手あまたで、どのチームも優勝するために有能な選手の獲得を目指します。そこで選手の引き抜き、つまり移籍が常時おこなわれていますが、そのためには莫大な額の移籍金が必要になります。

その意味で移籍金は、選手の評価額とも考えられます。
ここで、2014年の移籍金ランキングのトップ10も見てみましょう。

第10位

アンヘル・ディ・マリア(26歳) 国籍:アルゼンチン 所属:マンチェスター・ユナイテッド 評価額:4400万ポンド(約78億円)

第9位

ルーカ・モドリッチ(29歳) 国籍:クロアチア 所属:レアル・マドリード 評価額:4400万ポンド(約78億円)

第8位

ラダメル・ファルカオ(28歳) 国籍:コロンビア 所属:マンチェスター・ユナイテッド 評価額:4800万ポンド(約85億円)

第7位

エディンソン・カバーニ(27歳) 国籍:ウルグアイ 所属:PSG 評価額:5000万ポンド(約88億円)

第6位

ルイス・スアレス(27歳) 国籍:ウルグアイ 所属:FCバルセロナ 評価額:5200万ポンド(約92億円)

第5位

ハメス・ロドリゲス(23歳) 国籍:コロンビア 所属:レアル・マドリード 評価額:5200万ポンド(約92億円)

第4位

ネイマール(22歳) 国籍:ブラジル 所属:FCバルセロナ 評価額:6100万ポンド(約108億円)
ここからいよいよ100億円の大台を突破します。

第3位

ギャレス・ベイル(25歳) 国籍:ウェールズ 所属:レアル・マドリード 評価額:7000万ポンド(約124億円)

第2位

クリスティアーノ・ロナウド(29歳) 国籍:ポルトガル 所属:レアル・マドリード 評価額:8800万ポンド(約156億円)

第1位

リオネル・メッシ(27歳) 国籍:アルゼンチン 所属:FCバルセロナ 評価額:1億5000万ポンド(約266億円)
100億円どころか200億円をはるかに超えています。

今や男の子のなりたい職業でも上位にランキングされるサッカー選手

サッカー選手のランキングには、これらのほかに、ゴールランキングや人気ランキングなどがありますが、これは多分に流動的かつ主観的な要素があるので、明確なランキングはできません。

収入ランキングや評価額ランキングについては客観的な数字で選手の価値を計る手段として用いられていますが、超一流選手の金額の大きさにはただただ驚くばかりです。

海外で昔からそうですが、最近の日本の子供たちを対象にしたアンケートで、将来なりたい職業は?という質問に多くの男の子が「サッカー選手」と答える比率が最も高くなっていることも頷けます。

これらの男の子の答えには「サッカー選手はカッコいい!から」という気持ちも入っているでしょうが、そこはやはりプロの世界です。カッコいい、しかも、実績が伴えばお金も名誉もついてくる世界に憧れるのは当然のことです。